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2013年10月2日

Meetrip(ミートリップ):旅先に仕掛ける「想定外」

今週末からベトナム行くことになりまして。
旨いもの死ぬほど食べてきてやろうと今から鼻息荒く準備中です。

で、今回はいつもより刺激的な旅にしたくて、今回は「Meetrip」というサービスを使って現地の人にガイドしてもらうことにしました。


Meetripは、自分の住む地域のトラベルプランを作って、自由に値段をつけて販売ができるソーシャル・トラベルサービス。「普通の現地人」がプランを作れるところがミソです。もちろん自分がガイドになることもできます。
プランを選ぶ際は、プランといっしょにガイドも吟味する必要があります。サイト内のプロフィールの他(日本語OKかどうか等も含む)、Facebook認証や評価などで信用判断し、直接コンタクトをとって詳細なやりとりをします。条件やプランなど、お互いに納得できれば、設定料金をサイト内で決済。無事に現地でガイドサービスを受けた後、サイトにプールされていたお金がガイドに渡る仕組み。


こちらはアプリ(ホーチミン)版画面。
対応都市ごとアプリが分かれている。

現地人と知り合う、仲良くなる、というのはナオト・インティライミあたりじゃないと普通の人にはハードルが高いものじゃないかと思います。現地人にとってみても、いきなり話しかけられたら警戒するだろうし。そう。。必要なのは「お膳立て」だったのでした。Meetripは、ガイドしたい人とされたい人、双方の「意志」を表明する場所。「出会いっていいよね」っていう価値観ごと共有できる、ありそで無かったサービスです。


ところで、最高の旅ってなんですかね。
仮にそれが、「一生語れるエピソードがあること」だとしましょう。「あんなことがあってさー」と人に笑って教えたくなる旅。

一括りに言うとそれって、「想定外」って言葉に集約できるんじゃないかなと。少なくとも、ガイドブックに載っている場所に行ったとか、食べたっていう「想定内の事実」じゃ話したって、聞いたって面白くない。旅のマスタープランに、肉付けされる想定外の集積が、旅に色彩をつけ、魅力的にするんじゃないでしょうか。

人間、知ってること(知りたいこと)しか目に入らないものです。ネットの検索と同じですね。特に、未知の場所に行くと、無意識に既知のオブジェクトを探そうとする。そりゃそうです。迷って帰れなくなったら困りますもん。でも、その守りがエスカレートすると、まんま予想通りの旅になる。ガイドブックに載ってたものを見て、食べて、おみやげ買って帰ってくる。ふー。我が家が一番、てね。

その、既定路線に行きがちな目線を未知のエリアに軌道修正してくれるのは、やっぱり人だと思う。そういう意味で「普通の現地人のガイド」っていうのは、旅にフリーハンドの補助線を引きつつ、素人ならではの視座を提供してくれる絶好の「想定外プレゼンター」なんじゃないかと。旅行者はプレゼンターの庇護をうけつつ、「未知」と戯れることができる。

Meetrip素敵です。
東京オリンピックの開催中はこのサイトを通じて無数の素人ガイドが活躍するかも?


で、現在の進捗ですが、感じのいいベトナミーズとブッキングが完了して、詳細のやりとり中。ひゃっはー!すげー楽しみ。この後の展開もまたレポートします。


■PCサイト:
Meetrip

■アプリ(ホーチミン版):
ホーチミン旅行ガイド:地元の人が格安で案内するベトナムのオススメ人気観光名所。観光ガイドブックには載ってないサイゴンの地元の人しか知らない穴場も。 - Duckdive Inc.

アプリ一覧
東京・大阪・京都・沖縄もある。国内旅行でも使えそう!