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2014年1月31日

通勤時間は授かりもの


東京に住んでると、車乗らないですね。すっかりペーパーです。

さて、こないだ静岡から単身赴任してる友だちから言われて、通勤のちょっとした感覚の違いについて気付いたことの話です。

お互いに住んでる家の話になって、僕が職場までドアTOドア30分くらいだわー。とか言ったんですね。近くていいねーなんて話になりました。
単身赴任の彼も会社が用意したワンルームマンションなんで似たようなもんだったのですが、そんな話の流れで。

でもさー、近すぎるのも考えものだよね。と僕。

近すぎると、電車の中で「ほとんど何もできない」んです。
本を読む、Pocketに入れといた記事をまとめ読みする。短すぎると、隙間時間過ぎて何もする気にならない。贅沢な悩みですが。

電車に乗る時間が長ければ、その分強制的に「何かしらできる」時間が生まれると思うんです。そんなの、他の時間で確保しろよって話ですが、強制的ってのがミソです。意識して時間を作るのは大変ですが、通勤時間を確保するために生活リズムを作って副次的に生まれる時間じゃないですか。これって。だから、すごく自然なかたちで享受できる時間だよなーと前から思ってたんです。満員電車じゃなきゃ、すばらしいインプット時間になり得る。それを友人に伝えました。

なるほどー。その感覚なかったわー。と友人。

静岡では車通勤が当たり前で、当たり前ですが通勤中はハンドル握ってるわけです。いくら長い時間通勤しても本が読めない。「どうでもいいラジオ聴いて過ごしてるわー」と。しいて言えば「車の中で大声で歌が歌えるので、多少歌が上手くなるかも」。

まるまる通勤時間が無駄に思えるそうで、まぁそうだろうなと思うわけです。
モチベーション高い人だったら、聞き流してみるみる英会話上達CDとか流して素敵な海外旅行の夢でも見るんでしょうが、両手が塞がり運転に集中せざるを得ない状況では殆どの人が「歌うしかない」現実・・・

ペーパードライバーには見えない時間が世の中にあるものです。
地方の通勤ドライバーさんのスキマ時間を喜ばせるサービスがあったら、ヒットしそうだなぁ。