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2013年7月14日

アプリを消したきっかけ



よし!消すぞ!と瞬間的に思ったので、スクリーンショットを撮った。

これは、あるアプリ起動と同時に表示されたものだ。
「見る」をタップすると、Safariが立ち上がり、パワースポットの記事が出てくる。
おいおい。。

なぜアプリ側で記事を表示しないのか。
恋愛成就の記事は、アプリを引っ込めてまで見せる必要があるのか。


記憶が正しければ、このアプリは、
ロケーションを「行った」「行きたい」でストックしておく機能をベースに、
行きたいスポットが近づくと通知されたり、
SNSにシェアできたりする、というものだ。

当初から使いにくいと感じていたが、
ロケーションのストックという考え方と、
UIが面白いと思っていて、改善や今後の展開を期待して消さずに残していた。
今回久々に開いて「だめだこりゃ」と思った次第。

アプリを使ってもらうという大前提から完全に逸脱してしまっているし、
運営側が編集しただけの記事を強制ポップアップで訴求するというのも、
どこかズレているのだと思う。極めて雑なプッシュ方法だ。
思うに、運営側が利用者数の流出防止や新規獲得を急いでいるのではないか。



この手の、ライフログ系アプリでは、
徹底して使いやすさを追求すべきだと思う。
あえてプッシュして何かを見せるなら、
それも含めて、提供するサービスの全体像をあらかじめ訴求すべきだ。
例えば、”あなたにぴったりのロケーションを提案する”とか。


アプリ内のプッシュコミュニケーションは慎重にやる必要があるな、と
思わされた極端な事例でした。