ページ

2013年11月29日

無料のドラクエやってみた。一言いいですか。

この隙間が憎い。ちっとも通れないんだもの。

懐かしや懐かしや。
このカクカクした動き。何度話しかけても同じことをしゃべるキャラクターたち。僕はそれに機械的な無機質を感じながらも、鳥山明というクリエイティブの魔法にかかっているので、それ自体は全く気になりません。

さて、それとは別にスマホでこの移植RPGをプレイすること自体に一言。やりにくいですわ。これ。

最も目立つやりにくさは、キャラクターの移動。
UIとしては左下の十字キーが物理コントローラーの代替になっているのですが、これがなかなか上手くいかない。意図しない方向に行ってしまったり、行き過ぎてしまったり。気付くとスクリーンの外を触っていたり笑 とにかく、小回りが利かない。「コントローラー」を熱く握りしめていたあの頃には感じなかった不便さですね。慣れれば違ってくるんでしょうか。でももう大人なので、そういう忍耐は残念ながらこれまでの道程でどこかに置き忘れてきてしまいました。

例えば上のキャプチャー画像に記した「狭い」という部分。ワンブロック分の通り道なのですが、ここを通り抜けるのはちょっと小回りを利かせないといけないので、まぁーかなり面倒です。城とか町に入ると、いくつも細い路地が俯瞰されるので、一気に気分が萎えるわけです。

「そのまま移植」は、ある種の郷愁を呼び起こすものとして素晴らしい体験だとは思いますが、それはあの頃の不便さの無さを前提にしたものであるべきじゃないでしょうか。
だってさ、思い切って無料にして100万人も囲ったんだったら、少しでも辛抱強くプレイして欲しいじゃないですか。プレイの先に課金のタイミングがあるならなおさら(あるの?)。コンバージョンあげなくちゃ。

例えば、目的地をタップするだけであとは最短距離見つけて自動で動いてくれるとかさ。正直、それだけでもだいぶ違うと思う。勇者を自由に動かしたいっ!っていうニーズってそんなに無いと思うので。僕、誰に向けて書いてるんですかね。


というわけで、レベル5まで上げたところで「冒険の書」に記録致しまして、静かにホームボタンを押したのでした。