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2013年12月9日

Procrastination 「先延ばし症候群」について

「先延ばし症候群」という言葉があるらしいです。

言ってみれば、「今でしょ」とは真逆ですね。
「今じゃないんじゃない?」と。


人間、何かを「やる」ためには、お金にろ達成感といった報酬そのもの以上に、「期待感」が必要なのだと思います。人間は期待ドリブンな生き物なのです。これを「やる」と良いことがあるから、やる。

で、そういう風になかなか簡単には期待できないひとが、「先延ばし症候群」になるようです。
以下、引用の引用。(大元のソースが見つかりませんでした。。)


「先延ばし症候群」プロクラスティネーションになる原因とは?

[1] 自分の目標を達成するためのプランが生活の中にない
勉強の目標や仕事の内容が現実の生活とかけ離れているほど感情移入できなくなるケース。

[2] 報酬(達成感)を得られるまでの時間の長短により心理が左右される
報酬(あるい達成感)を手に入れるまでの時間が短ければ短いほど人は得る報酬がより貴重に思える心理が働くため作業を延期する可能性が低くなりますが、長いと逆に価値を見いだせず延期する可能性が高くなります。即座に得られる満足は、遠い未来に得られる褒美や賞賛よりも強い動機になるというケース。


[1]も[2]も、行動によって得られるモノに対する期待値が低い、または安定していないということが言えるのかなと。「これやって、一体何になるのよ」っていう。

これを仕上げると、全体進捗では何%が終わって、最終目的(報酬や成長)にどれだけ近づいたのか。このイメージがつかないと、人間誰でも「できない」ものだと思います。

でも、自分のことだから、自分で何とかするしかない。自分で仮想のニンジンをぶら下げて走れるような仕組みを作らにゃいけません。ちょっと先にある「あったらいいな」を書き起こしてみて、そこから自分のところまで1本のレールを引いていくイメージですかね。そのレールがゴールに繋がっていると思えてはじめて一歩踏み出せるものなんでしょう。


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