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2013年12月28日

冬の虚空に沁み渡るオアシスカバー曲「WONDERWALL」



2013年もそろそろおしまい。
仕事も片付いてほっと一息ついている人も多いのではないでしょうか。

さて、ただただ大晦日に向かうだけの、ちょっと間の抜けたようなこの時間。今年も1年お疲れ様、自分。それじゃあ徹底的に弛緩してやりましょう。緩んでとことんダルダルになったら、きっとパワー出ます。「いかんいかん、これじゃいかん」と自戒パワーが自然と湧いてきます。

さて、その筋弛緩剤として効果がありそうなのがこのライアン・アダムスの「WONDERWALL 」であります。オアシスの名曲のカバーですね。この曲は山ほどカバーがありますが、このバージョンが一番好きです。オリジナルよりもいいかも。(作った当人も気に入っているらしい)

2004年の作品なので、ちょうど10年前てことになります。そしてオリジナルの「WONDERWALL 」はさらに遡ること1995年。名盤「モーニング・グローリー」に収録されたもので、こちらも20年近く経過しています。20年です。20年ですよ?びっくりです。

そしてあらためて「モーニング・グローリー」を聴いてますが、いやー色褪せない。全く古さを感じないですね。それは作品の良さ、普遍性ということもありますが、いわゆる
「音質」的な部分で素人耳に感じるところも含めてです。たぶん、90年代以降は音質に直結する技術的な違いは無いんでしょうね。もはや素人耳では「音の古さ」で時代判別はできない。まぁ、「いつまでも色褪せない」のは総じて良いことなのだと思いますが、古いものは古いまま、セピアに感じたいというのもまた人情だったりしませんか。


Love Is HellLove Is Hell
Ryan Adams

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