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2013年6月18日

音楽データについて


音楽データのサイズが肥大化している。
iTunesを確認したら、18000曲入っていた。
1曲150円で換算すれば270万円である。
これ、ちょっとした財産じゃないですか。

そしてその財産は、ハードディスクという実に危うい箱に入っている。
保険もなし。
肥大化するに従って、ヤドカリのように引越しをしてきた。

18000曲あるが、1度に聴けるのは当然1曲だけだ。
流しっぱなしで55日分。
実質、音楽を聞いていられる時間なんて2時間がいいところだろう。
ということは、大体2年はずっと違う曲を聴き続けられるということになる。
だが、実際はそういう聞き方はしない。

果たして、今後も消失の危機に怯えながら音楽データを蓄積し続けることになるのだろうか。

仮に、定額で世の中のすべての楽曲が聴けるサービスが登場したとしよう。
そして、いよいよWiFiが普及して、地上も地下もあらゆるところでストレス無くデータ受信ができるようになったとしよう。
それが1000円だとしたら、たぶん僕と音楽データの旅は終わる。
随分先のことのようにも思えるし、すぐ先の未来のような気もする。
或いはそんな未来は無いのかもしれないし、全く違う音楽の聴き方が登場するかもしれない。

そんなことを考えながら、今日もDaft Punkの新譜をリピートしている。