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2013年10月1日

【iOS7】バージョンアップ→バッテリー問題のお約束

iOS7にバージョンアップして早半月が経過した。

さて、現状の使用感、つまり「ちょっと慣れてきた」今、どういう心持ちかというと、あんまり満足していない。

トランジション(操作アニメーション)の演出変更で、全体的に動きがモッサリしている感じがするし、フラット化で押しにくくなったボタンが増えた。何より、バッテリーの減り方が以前より明らかに早いことが不満の理由として大きい。

このバッテリーの問題は、iOS5→iOS6でも起きた。
今後、このバッテリー問題はバージョンアップ時のお約束になるのだろうか?

もしもこのバッテリー負荷の変更が、魅力的な新機能と引き換えにしたものなのであればいい。しかし、バッテリー消費対策として行う「各種OFF」で、そこまでの機能は無い。

例えば、今回もOFFにした以下。
(iPod touch使いなので、iPhoneとはちょっと違う)


この設定画面は、設定アプリの「プライバシー>位置情報サービス>システムサービス」の中にある。iOS7で新たに作られたページだと思う。

ここでの大きな不満は3つ。

1)当該設定画面が、従来の「位置情報サービス」画面最下部に
  「ひっそりと」新設されたこと。
2)iOS6ではOFFにしていた従来項目がONになっていたこと。
3)新設項目に説明が無いこと。
  特に「Wi-Fiネットワーキング」は混乱した。オフにしていいやら悪いやら。

ユーザーの利便を向上させる機能ならまだ良いのだが、「Appleに情報提供して、サービス精度向上に貢献する」類のものは、さすがに疑問に感じる。なんだか、コソコソと情報収集されちゃってるイメージ。

多分、規約としてあらかじめ「読んでいる」ことになっているのだろう。同意したでしょ?と。うん。そうなんだろうね。

でも結果として、「OSバージョンアップの度にバッテリーの持ちが悪くなる」という印象を与えることになってしまっているのは、ユーザー体験的に良いことのはずがない。「勝手に情報収集されてる感じがする」のも然り。
本来的に、OSのバージョンアップは、機能向上が提供されるべきもの。まぁ中には不満もあるとしても、iOS7は半分くらい不満で占めていると個人的に思う。

だからApple使うのやめます、って話じゃないですけどね。むしろもっと有効に使っていきたい。だからこそ、こういった皆の賛同が得にくいサービス展開が、残念で仕方がないのである。