曲がどうのというより、氷室京介ですね。
新年から氷室さんがCMに出ております。まずそこに引力が発生するCM。めずらしいなぁと思って調べてみると3年ほど前にもCM出演しているみたい。
BOØWYという圧倒的現象を作り出し興奮冷めやらぬまま1988年にソロ活動をスタート、一貫して「スタイル」のある音楽活動をしている同氏。音楽的嗜好というよりその生き方に対するフォローというのが「氷室京介」という音楽に対する向き合い方なのかもしれません。僕はもっぱら聴くだけなのですが。
そんな氷室さんも御年53。そして共に青春を駆け抜けたであろうフォロワーたちもいい大人となり、それぞれの道でそれぞれのスタイルを築いているでしょう。
ライカを片手に自然と向き合う・・・そんな氷室さんのプライベートスタイルも全開にして出演する本CMは、そんなフォロワーたちと自らのスタイルを共有することによって深い共感を生み出すことを狙っているに違いありません。「俺は俺でやってきたけど、お前たちも人生楽しめよBaby」的な。車よりもライカが売れるのではないかと思ってしまいますが。
ちなみにそんなイメージを補完するメイキングも公開されています。手抜かりなし。
こういう、スタイル・インフルエンサーと共感して並走していくフォロー消費っていうのも、かつての時代が生んだ忘れ形見みたいなものですね。みんながおんなじ物を見て盛り上がってたあの頃が、そのまんま続いている感じって、なんだか羨ましい感じがします。
「魂を抱いてくれ 」久々に聴いたけどやっぱいいな～。
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