9月14日(土)に、神田万世橋に新商業施設「mAAch エキュート 神田万世橋」がオープンする。エキュートといえばJR東日本が開発している駅構内の商業施設ブランド。「エキナカ」コンセプトだったと思うけど、今回はちょっと面白い趣向になっている。
駅といえば駅なんだけど、今回は廃駅。
「万世橋駅」という1943年まで使われていた駅を再利用するような形になっている。万世橋あたりを歩くと、古いレンガの遺構がローマ時代の遺跡みたいに残ってて「あーいつか壊しちゃうんだろうなぁ」なんて思っていた。それが壊されず活かされ、また手に触れる形にしてくれたのは、スクラップ&ビルドが常識の日本においてとても評価されるべきことだと思う。
駅再生と言えば昨年10月の東京駅リニューアルオープンが記憶にあたらしい。(てかもう1年になるのか。早いなぁ。)
で、万世橋駅は、その東京駅を設計した辰野金吾という人の手によるものだったそうな。なんでしょう。金吾作品が見直されてるのでしょうか。ただ、同氏による駅舎は関東大震災で焼失してしまったというから、実際のところどこまで金吾ベースになっているのかは、あまりにめんどくさくて調べきれなかった。(万世橋駅についてはここが詳しい)
■mAAch エキュート 神田万世橋
東京都千代田区神田須田町1丁目25番地4(地図)
■2k540 AKI-OKA ARTISAN
東京都台東区上野5-9(地図)