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2014年2月11日

「とりあえず謝っておく」は正しいか


お詫び
本日、無料のわさびは品切れしております。
大変ご迷惑おかけして誠に申し訳ありません。


近所のスーパーで見かけたお詫び。
どうやら刺し身に付けるわさびの小袋が今日は付いていなかったみたいです。それはそうと、謝りすぎじゃねぇかと。そんなに下手(したて)に出なくても・・・っていう感慨ではなくて、ちょっと謝罪の安売りじゃないの?っていう感じがしてしまう「し過ぎ」。

どうしてこんなに謝っているのか・・・。
ふと考えて、これ、お客に謝ってるんじゃないんですね。何らかのオペレーションミスを起こした小袋わさびの担当者が上司に、会社に謝っている。それがそのまんま売り場に表示されちゃったという感じ。

別に実害があるわけじゃなく、「まぁまぁ」って話なんですけど、こういう大きな企業と顧客とのコミュニケーションって、得てしてこんな感じになりがちじゃないでしょうか。人手がなく機械化、自動化、効率化の流れの中で、どうしても人の心の機微という部分が追いつけなくなってしまう。

買い物なんて安けりゃいいんだよ、安けりゃといえばそれまでですが、もう少しコミュニケーションに血を通わせてもいいんじゃないのと。機械化接客の最適化を求める次第です。


まぁ、うまいかうまくないか、といえば
うまくな謝罪ですな。

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2014年1月31日

通勤時間は授かりもの


東京に住んでると、車乗らないですね。すっかりペーパーです。

さて、こないだ静岡から単身赴任してる友だちから言われて、通勤のちょっとした感覚の違いについて気付いたことの話です。

お互いに住んでる家の話になって、僕が職場までドアTOドア30分くらいだわー。とか言ったんですね。近くていいねーなんて話になりました。
単身赴任の彼も会社が用意したワンルームマンションなんで似たようなもんだったのですが、そんな話の流れで。

でもさー、近すぎるのも考えものだよね。と僕。

近すぎると、電車の中で「ほとんど何もできない」んです。
本を読む、Pocketに入れといた記事をまとめ読みする。短すぎると、隙間時間過ぎて何もする気にならない。贅沢な悩みですが。

電車に乗る時間が長ければ、その分強制的に「何かしらできる」時間が生まれると思うんです。そんなの、他の時間で確保しろよって話ですが、強制的ってのがミソです。意識して時間を作るのは大変ですが、通勤時間を確保するために生活リズムを作って副次的に生まれる時間じゃないですか。これって。だから、すごく自然なかたちで享受できる時間だよなーと前から思ってたんです。満員電車じゃなきゃ、すばらしいインプット時間になり得る。それを友人に伝えました。

なるほどー。その感覚なかったわー。と友人。

静岡では車通勤が当たり前で、当たり前ですが通勤中はハンドル握ってるわけです。いくら長い時間通勤しても本が読めない。「どうでもいいラジオ聴いて過ごしてるわー」と。しいて言えば「車の中で大声で歌が歌えるので、多少歌が上手くなるかも」。

まるまる通勤時間が無駄に思えるそうで、まぁそうだろうなと思うわけです。
モチベーション高い人だったら、聞き流してみるみる英会話上達CDとか流して素敵な海外旅行の夢でも見るんでしょうが、両手が塞がり運転に集中せざるを得ない状況では殆どの人が「歌うしかない」現実・・・

ペーパードライバーには見えない時間が世の中にあるものです。
地方の通勤ドライバーさんのスキマ時間を喜ばせるサービスがあったら、ヒットしそうだなぁ。

2014年1月23日

お通しについて

居酒屋などのお通し「高い」7割…立教大ゼミ
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140122-OYT1T00643.htm

学生といえば飲み会。
かねがね、居酒屋のお通しに疑問を持ったのでしょうね。わかるわかる。頼んでもないのに出てくる不条理。うまくもないのに300円くらい取られる。アンケートを取らずともある程度結果は読んでいたでしょう。みんな高いって思ってるはず、と。

価格が「高い」、味に「不満」がそれなりの割合になったものの、立教大のゼミ生たちは「あれ、案外少ないかも」とか思ったでしょうか。「何で不満に思わないんだ?これだから大人ってやつは!」

確かに、頼んでもないのに有料の品が暗黙的に運ばれてくるってのはおかしな慣習ではありますが、金を差し出すだけのチップよりは、モノが出てくるだけ良い、マシな慣習とも言えましょう。郷に入っては郷に従えという言葉があります。社会という郷には、長い時間をかけて作られたものがたくさんありますから、俺は認めねぇとかではなくて、「どれどれ、この店の味はどうかな」くらいの、どっしりとした姿勢でお通しを楽しんでみてはどうかと思います。


店も店で、慣習の甘い汁を吸うだけではなく、むしろこの潜在的な不満を逆手にしてはどうかと。ただでさえモヤモヤしているお通し。出されたのが味の薄いマカロニサラダじゃあ、輪をかけてモヤモヤするわけで。むしろ原価300円に迫るくらいのクオリティで満足度を高めた方がCS向上度は高いと思うのですね。どうせお通しなんて・・・というところに、ターゲットにガツン!と響く品を出したらどう思うか?この辺を想像しながら客層ごとに品を変えたりしても面白いかも。


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3Dプリンタによる胎児の出力について



アメリカ企業のドリーム商品です。
けど、ちょっと考えてこれは「無いな」と。

【衝撃フィギュア】おなかの赤ちゃんを3Dプリンタで
再現してくれるサービスが話題 / サイズ大は6万円
http://rocketnews24.com/2014/01/22/406119/

お腹の赤ちゃんを超音波で捉え、データ化して3Dプリンタで出力。なるほどねぇという感じですが、ほんとに実行するところがさすがアメリカ。話題にするためのフィギュアメーカーの釣りサービスじゃないかと思うわけですが、社名をみると「3D Babies」・・・本気であります。

要らねぇよと否定的な意見が殆どでしょうから、ここは敢えて肯定的にこのサービスを考えてみましょう。

まずアイデア。
従来、エコー写真などで不鮮明にしか捉えることができなかった胎児の姿を、現物化するという飛躍的アイデア。不鮮明から「鮮明」というステップを越えて「物体化」する飛躍がいいですね。しかし僕らが感じるアレルギーはこの飛躍からきているともいえるかもしれません。早すぎたサービス。この感性が当たり前になる日が来るのかなぁ。

あと、3Dプリンタの可能性についても考えさせられます。
要は、「データ」さえあればモノにできる。今回は超音波エコーで取得した「データ」が元であって、たぶんそれを人の手で整形して出力しているのでしょう。この、データの出どころの面白さと、それをアレンジする力が、コンシューマー向け3Dプリンタサービスの一つの形になっていくような気がしますね。

特にこの「人の手の関与」という部分。
ここがキモになるのかなぁと思います。「3D Babies」は、通常は見えない胎児が出力されるので、人の手としては整形レベルで良いのかなと思いますが、そうじゃない、普通の3Dデータをどうやって面白くしていくか。人の手、人の変換力、あるいは企画力みたいなものが大事になりますね。


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2013年11月27日

モヤモヤなバッテリー交換。エレクトロラックス掃除機「エルゴラピード」使用3年後。


エレクトロラックス社の「エルゴラピード」を3年くらい使いました。モデルはZB2903ってやつです。で、現在の使用感。

まず顕著なのはバッテリーのパワーが落ちていること。
症状として、ただ持続時間が短くなっただけではなくて、「電源を入れて5秒位で切れる」現象が見られるようになりました。ただ、使ってみて気付いたのが、切れたら入れる、切れたら入れるを繰り返していると「エンジンが温まって」きて、普通に使えるようになります。ただ、持続時間は半分近くになってますね。もう限界。

取説を見ると300回の充放電で寿命が来ると明記されています。
うちは週に2回くらい掃除機をかけますので、1年で104回。3年で312回。まぁ、ぴったり天寿を全うしたという感じでしょうか。

で、じゃあバッテリー交換という手順になるわけですが、このエルゴラピード、そうはさせてくれません。バッテリーって、バッテリーが入ってるところの蓋を開けて「電池」を入れ替えるっていうイメージじゃないですか。それができません。
このモデルは、中央のバッテリーやダストボックス、モーターなど中枢部分がハンドユニットとして分離できるようになっていて、要はそれごと交換という形になるのです。送料込みで大体5,000円くらい。ちなみに上位モデルの下位互換は無いです。同モデルを買い直す、という形になります。


まぁ、商売上しょうがないのかな、なんて思うわけですが、ユーザー感覚としては第一に、「バッテリーだけ交換」ができれば一番いい。(上位機種はできるみたいだし)せめて上位機種と互換性があるとかね。。。


■で、ちょっと話を飛躍させて。

すべてはバッテリーの寿命という、掃除機の躯体とは切り離されたところで起きてることなので、そこから色々買わされてしまうのは、消費者感覚としては「無駄だなー」という一言に付きます。

その他のバッテリーを搭載した機器を見渡してみるとiPhoneをはじめとして本体ごと交換というものも多いし、交換できるだけいいでしょ?って反論されそうですが。いやそうじゃなくて、バッテリー交換ってタイミングを、必然的に訪れるユーザーとの接触タイミングとして捉えて、もっと良い体験を提供できるんじゃないかなと。

例えば、交換プログラム、という形で申請から発送まで一発でナビゲートしてくれるシステムがあるだけでも利便性が全然違う(型番調べてググらせるとかあんまりです)。そのシステムに、使用感とかユーザーの生の声を吸い上げるアンケートシステムを乗っけて、回答と引き換えに送料無料とかなら納得感もある。
「バッテリー交換のためにハンドユニットごと買わせてしまう」というイマイチなUXを、システムやその他ホスピタリティで補填するという考え方で十分有用性があると考えます。

販売した製品を媒介にして、ユーザーと企業がどうやって付き合ってもらうか。
新製品を次々と出していくだけでなく、「良い物を長く使う」っていう価値観にもうちょっと寄り添う方向でサービス設計した方がいいよね、と思いました。


とはいえ新しいのも気になるけど。

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2013年8月31日

社内SNSって要るの?

「相談したいことがある」
珍しくそう連絡してきた友人Kは、金曜日の仕事帰り、我が家にワインを持ってやってきた。

五反田の会社に勤め、2人の子持ち、埼玉の真ん中へんに住む彼。
いよいよ疲れが溜まったか。。。
やや身構えて彼の一言目を待った。


― 会社でSNSを導入することが決まってさ。


それか?相談したいことって。なんだよ。なんなんだよ。
以前、僕が社内SNS導入に携わったことを話したことがあり、それを思い出して情報を聞き出したいと思ったということだ。

拍子抜けした気分で聞いた彼のミッションは、社内SNSを盛り上げること。
うん、それは無理だ。いや難しいよ。
しかしわざわざ来てくれたのだし、何か気休めになることの一つ二つ持って帰って貰えたらと思った。


外回りする社員を多く抱えるため、コミュニケーション不足を懸念。

SNSパッケージソフトを導入。サーバインストール済み。
現在仕様と運用について検討中。


よくありそうな話である。
魔法のSNSを入れるとコミュニケーションが活発になるらしいと聞いたので入れてしまった。でもいざ運用となり、使われるような気がしない。・・・これは絶対に絶対に使われないパターンだろう。

僕が以前携わった社内SNSについては、「失敗とも、成功とも言えない」状態だった。
Kの会社同様、既に導入することが決まってしまっていて、強引に社内リリースした。案の定あまり使われず、主担当が各部門に利用を促したり、少ない利用者を徹底的にフォローするなど涙ぐましい努力でなんとか使われているように錯覚していた感じである。


さて、逆に社内SNS上でコミュニケーションする理由があるとしたら
なんだろう?

・書いて、みんなに読んでもらうのが好きだ
・知っている人が、自分に関係する記事をアップしている
・社長が投稿状況をチェックしている(なんとなく評価に繋がるような雰囲気)
・社内コミュニケーションの重要性について深く理解し、運営に共感している
・「担当」になったので業務として。(仕方なく)
・業務上のコミュニケーション手段がSNS経由と決められている


もともとSNSを使いたい人は、既にFacebook等を利用して事足りているし、使っていない人は「使わない」という判断をしているのだ。だから、社内SNSの目的が単に「コミュニケーション」だとしたら、わざわざどうして、という話である。
そこに必要なのは、コミュニケーションする目的とゴール設定、そしてその共有だ。

明確な目的と社員への啓蒙というところを基本として、地道に理解を広めていくしかないと思う。それでも「死んでも使わない主義」みたいな人は居るので、強引に「使わざるを得ない」状況を作るかどうか、ということになるが、業務の支障になっては本末転倒だし、そういう強硬手段はとれないのが現実だろう。うまい具合に、利用率の落とし所を作って「使われてまっせ!」と上に報告できるようにするのがデキるサラリーマンであろう。

道具ありき、でその活用方法を考えるのは実に徒労感がある。
流行りのハンマーを渡されたが、釘無しでどう使うか考えるようなものだ。
そして、そういう仕事は実に多い。


結局、酒が入りすぎて後半は何をしゃべったか忘れてしまったが、とりあえずKには自分のFacebookアカウントでも作ってみたらどうか、と薦めてその日は別れた。


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2013年7月7日

タートルトークのクオリティを確かめに行ってきた。



「すべらない話」で、千原ジュニアが「タートルトーク」の話をしていた。
「タートルトーク」は、東京ディズニーシー内のアトラクションの一つで、
大型客船「コロンビア」施設内にある。
その一室が「海底展望室」となっており、そこで亀の“クラッシュ”と特殊なマイクを使っておしゃべりできるというものだ。
クラッシュは「ファインディング・ニモ」に登場するサブキャラクターである。

千原ジュニアはそこでの体験を、このクラッシュへの称賛と、芸人として自らの敗北、
というかたちで「すべらない話」にしていた。
これはこれで面白い話だった。(文字おこししたのでよかったらこちらも)
プロの芸人が、ディズニーシーのアトラクションに負けたという
あり得なさそうな話だったからだ。

果たしてその「タートルトーク」は、本当にそこまでのものなのか?
多くの人を「さばく」エンターテイメント施設として特異と感じ興味を持った。

2013年7月2日

TuneIn + AirPlayという一つの結論

先日、外付HDDに入れたiTunesライブラリを苦労して無線化した長い話を書いた。
HDDが肥大化したとか書いたが、たかだか2万曲弱のライブラリ。
持ってる曲を「聴きたい」というリクエストには概ね応えてくれるが
当然そこには「発見」がない。

音楽を聴くという行為は、
「発見」と「ストック」を繰り返す行為でもある。


■手書きレコメンド

僕の中で一番心地よいのはタワレコでレコメンド文を見ながら当てもなく試聴すること
だったのだが、音源としてCDが選択しづらくなり、久しく足を運んでいない。

未知の音楽というのは、今は好みでなく別次元のものであっても、
一度高い壁を超えてその領域に踏み込みさえすれば、「ハマる」可能性を秘めている。
「識者(タワレコであれば手書き書いてる人)」から与えられる情報は、
高い壁を超える足がかりとして理想的な安心感があった。
“世間”ではなく、“詳しい誰か”が薦めているという信頼。
“手書き”という演出が、“誰か”にリアリティを与えていた。
(なぜか、書いている人は“好きで書いている”ように思えた)

タワレコで体験したような音楽的発見をネットに求めるとしたら、
今なら音楽系SNSなどが可能性を持っていそうだ。
ぱっと思いついたものでLast.fm、SoundCloudあたり。
前者は、好みの近いユーザーを“シンクロ度”で引き寄せるサービス。
SoundCloudは投稿ベースだから、どっちかというとミュージシャンズSNSだろうか。

・・・うーん。めんどくさい。
自分の好みに近い誰かの聴いてる曲、って案外魅力を感じないんだよなぁ。
SoundCloudの中にはクオリティの高い音楽を発信している人もいるけど、
それこそ砂金を探すような作業。
ネットのレコメンド力はまだまだタワレコの足元にも及ばない。


■とりあえずの「発見」環境づくり

そんな中で、今一番楽な音楽発見のツールが「TuneIn Radio」だと思う。
ジャンル分けされた局を選択すれば、すぐに曲が聴こえてくる。
気になる曲はアプリを見れば曲名がすぐわかるし、メモ代わりに
とりあえずブックマークしておくのも簡単だ。

これにAirPlayが加わると快適である。
AirPlayはiPhone等のiOS端末から、ネットワーク内にある対応スピーカーに直接
音楽が飛ばせる機能だ。
我が家には1世代前のiPod touchがあるので、これを常時電源につないでおき、
ここからTuneInを流しAirPlayで飛ばしている。
気になった曲がかかったら「お気に入り」しておき、ある程度たまったら
iTunes Storeなどを物色したり、TSUTAYAに借りに行ったりする。
これが今の「発見」と「ストック」のメインストリームだ。

TuneIn Radio → TuneIn Radio - TuneIn

TSUTAYAと言えば、代官山の蔦屋書店。
ここは豊富な書籍の取り扱いでも十分楽しいが、音楽コンテンツの捜索場所としても
最高の環境だと思う。
間違いなく最大級のレンタル品揃えと試聴環境を整備、
そして郵送返却が無料なので、遠方から借りに来ても安心、という
至れり尽くせりの場所だ。
ただし、やはりレコメンド力はタワレコに及ばない。

・・・じゃあタワレコ行けよ