実際のところ、映画DVDって、
観た時の感慨がおそってきて、勢いで買ってしまうことが
ほとんどじゃないかなと。
「あ〜これ、良かったよねぇ。」
と思ったその足で、家でゆっくり観られる至福。
その時点でレンタルできるにも関わらず買ってしまう。
まぁ言ってみれば贅沢品ですね。
じゃあ、買ったDVD、何度も観てます?
観ないですねー。もったいない。
棚に並べておくうちに、目に入るDVDケースの背表紙が
その映画をどんどん陳腐にしていく気がしてます。
いや、もちろん、良い映画に変わりはないんだけど、
「いつでも手に届く」ところにあることで
ありがたみがなくなっちゃう感じかな。
そんな中、毎年この時期になると棚から取り出す
数少ない映画があります。
まーたそんな女々しい映画を・・・と言われそうだけど。
堂々と宣言しましょう。
「Love Actually」です。
複数の人の視点がランダムに展開していき、
時折交錯しながらも、それぞれの「事情」が、
それぞれ完結していくこの映画。
ともかくこの映画が発信する「Love」は、
男女の色恋ばかりでなく、
それはもう眩しいくらいに、赤面するくらいに、
徹底的に幸福なのであります。
観れば、幸せな気分になることが保証されてる。
結局のところ、
人間、ハッピーエンドに飢えているのかもしれません。
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