あまり好き嫌いなく、ジャンル問わずいろんな音楽を聴くのですが、やはり心を動かすのは歌声なのだなぁと思うのです。このフレディー・マーキュリーの歌声を聴くと。
好みは人それぞれ。
これを観ても「ひげの濃いおっさんの熱唱」にしか見えない人もそりゃいるでしょう。音楽っていろんな事前情報、いわゆるコンテキストに支えられて聴くものだと思うから。
Queenという音楽の前に、この頃の洋楽ロックってね、とかQueenはイギリスのバンドで日本で最初に火が付いてね、とかフレディー・マーキュリーという人は亡くなっていてねとか。いろんな情報を「知ってる」ことで、ウェルカムな耳になる。その上で、優劣やクオリティがあるんだと思います。
そういう意味で、歌声というのはやはり人類が共有する楽器であり理解しやすく、そして感情移入しやすいものと言えるのかもしれません。
そういう前提で、この歌声は刺さる。釘付けになる。
なにかが心を突き抜ける。
どうしてですかね。
ボーカルテクニック?天性の声質?
楽曲のクオリティ?
ステージパフォーマンス?
キャラクター?
わかんねぇです。
凄く、「生きている」。そんな感じ。
そして当人は「死んでしまった」。
久々にQueenを聴いてそんなことを思いました。
"Ok, Let's do it"
レロレロレーーーーロッ!
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